この頃思うんだ 全部嘘だとしたら
僕は何処にいて 誰といたかって
どうしようもないくらい 馬鹿げてるよ
もう少しだけここにいても いいよね
君の声がした 心のずっと奥で
何かが溶けるように とめどなく流れてしまうんだ
どうしようもないくらい 馬鹿げてるよ
あの日の君に 会えるはずもないのに
もう少しだけここにいても いいよね
風船が飛んでいく
夕映の空へ消えてく
大きな風を待ちながら
夜の闇に怯えながら
風船が飛んでいく
高く空へと飛んでいく
もうここに戻れないこと
知らなかったあの日の僕らのように