世界は死にかけている
病んだ愛は嫉妬になって
欲しか残らない大地に
消えつつある
いつのまにか僕が見てた所は消えて
吐き出す言葉は傷だけの単語
必要なものは全部口を閉ざしながら
憎しみだけが残った白黒は溢れ出す
世界は死にかけている
病んだ愛は嫉妬になって
欲しか残らない大地に
消えつつある
世界を憎む誰かが
正義を壊そうとしている
思い出は淘汰されて
世界を殺している
無言の病気から隠れて悪党になる
涙を流すと石を投げる怪物
それぞれの基準で視野を解析し
高いもののアンチテーゼになって戦うね
世界は崩れ続けている
知性のないものによって
みんな人生をゲームのように生きているんだね
もっともらしいうわごとを言って
そこに騙される馬鹿たちだけが残った
こんな世界の中で
どうして虚無主義に陥ったのだろうか
結局世界は今日も死にかけている
声が大きくなるほど後ずさりしている
底に近づくほど騒がしくなる世界
世界は死にかけている
僕も彼らと同じだけど
騒音だけが聞こえる広場で
死にかけてる
こんなことならいっそ皆死んでしまえばいいのに
それができなくて世界は死にかけている